帰省してみると、換気扇がなくなっていて驚いた。

最新の家の設備に戸惑ったエピソード
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最新の家の設備に戸惑ったエピソード

帰省してみると、換気扇がなくなっていて驚いた

● 49歳 男性
帰省してみると、換気扇がなくなっていて驚いた。
母親は料理が好きで、いつも台所に立っているのに、換気扇がなくなっている。どうしたの?と聞くと、ドや顔で微笑んできた。母親がスイッチを押すと、ブーンという音と共にレンジの上にある棚がせり出してきた。棚だと思っていたのは換気扇で、使う時だけ前に出てくる仕組みだという。思わず特撮のサンダーバードを思い出してしまった。換気扇もかっこいい時代になったものだ。
それから私も意味もなく、台所に立ち、意味もなくお湯を沸かすようになった。勿論、換気扇のスイッチを入れて。どちらかというと、お湯より換気扇がメインであったりするわけだ。普段引っ込んでいてくれるので、頭をぶつけなくて済むのがありがたかった。以前の換気扇は、出っ張りによく頭をぶつけて、薄くなった頭皮を傷めたものだ。
だが逆に、普段出っ張っていないので、出ていることに気付かず頭をぶつけることが、この短い帰省の間に2回あった。
よく考えてみると、以前の換気扇よりも頻度が高い。普段出ていないのが、安心感を生んで気が緩んでいるからかもしれない。


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