エコの時代である。

最新の家の設備に戸惑ったエピソード
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最新の家の設備に戸惑ったエピソード

エコの時代である

● 38歳 男性
エコの時代である。消費電力をなるべく抑える工夫が住宅でもなされている。その一つが、感知式の電気だろう。つまり、人の気配がすると付き、気配が消えると電気も消えるというものだ。飲食店のトイレなどでよくお目にかかる。
このすこぶるエコな設備が我が家にもある。あるのだが、ちょいとだけ戸惑う。住み始めた頃だけでなく、今でもたまに戸惑う。というのもこの感知式、とてつもなくエコなのだ。何と言うか、あまり敏感にできていない。例えば、玄関口の電気。近づくと電気が付く。付くのだが、数秒もすると勝手に消えてしまう。少しでも動きが止まると「ああ、いなくなったな。」と判断されてしまうようだ。
玄関ならまだしも、トイレだとちょっと困る。トイレでの動きというのはあまりない。動かずに止まったまま、というのが普通だ。すると電気が消えてしまう。そんなに早くトイレが済むはずもないのに、早々に切れてしまう。そうすると、無意味に身体を動かしたり、手を伸ばしたりして何らかのアピールをしなければならない。「まだいるぞ!」と。
エコはエコでいいのだが、同じ最新式ならもう少し感知機能が優れた設備がほしかったものだ。


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